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最近ぷらぷらとする機会ができたので久々に美術館めぐりなんぞをしてみました。森美術館で開催されている「六本木クロッシング2007:未来への脈動」。最近の選りすぐりのアーティスト36組を一堂に会した企画展です。若手が多いのでなんだか美大の文化祭みたいな懐かしいノリがあって楽しかったです。

公式ホームページ:森美術館

「つづきを読む」へ・・・

しかしながら、展示のレベルは高かったなぁ。キュレーターの名前で見るで美術展を選ぶ、なんて高度な時代になったんでしょうか。この展覧会のいいところは、ただ見せるだけじゃなくて、最後に気に入ったアーティストに投票するところ。結果はどうやって発表するんでしょう?楽しみ。私は迷うことなく 田中偉一郎氏 に投票しました。「こけし いきいきマリオネット」にうっとり。

そしてその次に良かったのは佐藤雅彦+桐山孝司の「計算の庭」です。あのアイディアを膨らまして、数学のテーマパークなんて企画してみてはどうだろう。あぁ、夢はふくらむなぁ。そんなこんなでこの日は楽しい一日を過ごしました。


くもりの日の東京タワー


美術館めぐりとかあたりはずれが多くてしだいしだいに足が遠のいておりましたが、まあでも見るのはキライじゃないので、もう少し出歩いてみようかなぁと思っているところです。もう少し、辛口な、シビアな競争があってもいいんじゃないかなーあの業界。レベルが下がるにしたがって、「作者の内面を・・・」とか「見る人の受け取り方で違う・・・」とか、未熟さをごまかす逃げ口上が多すぎるところが残念だと思います。

先日とあるギャラリーの、国境線の断面図をモチーフに作品を作っている作家の個展に行ったときのことです。ギャラリーの真ん中には、ウレタンか何かでつくったフランス-ベルギーの国境線をかたどったでかい物体が展示されていて、つかつかとやってきた学芸員に「この上に乗れ」と指示されました。乗ってみたはいいけれど、感受性の鈍い私は「乗ったから、なんなのだ・・・」という疑念が拭い去れず、


「なぜ、フランス-ベルギー間の国境線なんですかぁ?」


と苦し紛れの質問をしてみました。すると学芸員は、


「作者がフランスの国境付近で創作活動をされているから、ではないでしょうか」


と答えるではありませんか・・・んー、ノーコンセプト、ですかぁ?それとも学芸員がよほど勉強不足ではないでしょうか。こういうのが多いからだめなんだ、ムキーと怒りながらその場を後にしました。納得させるだけのことが言えないのなら、せめて笑わせてくれ。ぷんっ!ぷんっ!

そんなこんなで一喜一憂しつつ・・・悪態つくのも楽しみのうち、ですかねぇ。まあ、楽しいです。
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