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近年象たちの奇行が目立っている。普段穏健な飼育されている象が突然暴れだし飼育員を殺害するケースや、村に集団で襲い掛かり破壊の限りをつくすケースが後を絶たないらしい。こういった被害は特に特定の地域で起こっているわけではなく、アフリカやインド、東南アジアなど各地で同じような現象が起こっているようだ。バングラディッシュのある地域では2000年から2004年にかけて、象たちの蜂起により300人もの死者が出た。そして北インドのアッサム地方では過去12年の間の死者が650人にものぼる。怒った村人達によって殺された象は265頭あまり。一方アフリカではこの"人間"VS"象"の争いは日常茶飯事で、象の攻撃よって300の村人達が避難を余儀なくされている。そのほかに、人間を襲うだけでなくサイをレイプして殺したりするケースも観察されているそうだ。
こうした奇行は、結局のところ人間によって引き起こされているみたいだ。保護の目的で象の群れを間引いたり別の保護区に移動したりすることによって、象たちの社会構造が崩れてしまったらしい。(たとえば、若い象は生まれてから成人するまでの間、母親や祖母、叔母などがいる女系の集団の中で育ち、成人してからは大人の雄集団へ入っていく、とか)また、象は高度な記憶力を持つ生き物で、親族がなくなったときには埋葬の儀式をし、その後も“お墓”参りをしたりするらしい。象牙のために親を目の前で殺されて孤児になった若い象にとって、その恐怖はトラウマとなって記憶に残っているようで、こうした境遇の象たちに奇行がみられている・・・まるで人間と同じ不幸を背負わされているようで、なんとも言葉が出ないな。繊細な動物だからこそ、こんなことになってしまうんだろう。うぬ。

原文 NY times(サイトへの登録必要です):An Elephant Crackup?
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