芥川の「鼻」みたいな・・・

ボルネオ島のジャングルの奥地に生息する絶滅危惧種の猿、Proboscis Monkey。芥川龍之介の小説「鼻」の和尚のイメージとぴったりだったのでオドロいた。世の中にはまだまだ見たこともないようなものがたくさんあるのだなー。
大きな鼻を持つのは雄で、雌のものは雄と比べると小さいそうです。食べるときは鼻を持ち上げて、食物を口に運ぶらしい。何のための鼻なのかは不明ですが、怒ると赤く腫れて、吼えると大きな音を出すそうです。鼻がでかいほうがモテるとか。へぇ～へぇ～へぇ～。
Proboscis Monkey　のイメージ検索結果
BBC:The Life Of Mammals
(via) Ugly OVERLOAD: No Accounting for Taste

10月12日の雑感

今日yahoo.comのメーラーにアクセスしてみたら、デザインが一新していました。日本語フォントの文字化けも直ったし。インターフェースはよりOutlook風で、Yahoo.comのトップページに合わせた洗練された感じになりました。あんまり使いこなしてないんですが、なんか追加の機能がついたんでしょうか。もうちょっと積極的に使ってみたいと思います。

チューナーを買ってから、すっかり“ながら視聴”が定着しました。ブログ書きながら見たり、YouTubeと並行して見たり！情報過多の現代です。そういえばGoogleがYouTubeを買収しましたね。今朝だったか、電車で隣のサラリーマンのおじちゃんの新聞を盗み見てたんですが、経済面に「Google、ユーチューブ買収」との見出しが。カタカナ表記なんだ・・・動画配信サイトだかなんだかとYouTubeの説明がなされていましたが、いやはやパソコンによほど慣れ親しんでないと、なにがなんだかさっぱりわからない話だろうなぁ。

著作権等でいろいろ問題があるのでしょうが、YouTubeの自由度はなくなって欲しくないです。いや、法のほうが変わる時でしょう。NHKなんか、積極的にYouTubeチェックをして削除させてるようですが、それってまったくの逆効果なんじゃないかなあ。例えば、過去に紹介したサラリーマン語講座ももう見れなくなっているんですが、これがNHKってみんな知らなかったですよね。『へえ、NHKってこんなんもやってるんだ！』って、TVを見てみようとすら思いましたよ。そうじゃなかったら、誰にも知られないうちに、2－3回放送して、倉庫にねむるんですかねぇ。試聴という意味でも、もっと放出しちゃえばいいのに。ヤバいぜっ！デジタル日本にもありましたが、国営放送なんだから国がコンテンツを買い取って国民の皆さんに自由に閲覧できるようにすればいいのだ。ズレたことばっかりやってるよなぁ。

そういや、なんか物々しいですね、最近。日本は今まさに戦争前なんでしょうか。ああもうどうにでもしてくれという気分。そんな、なぁ。やっぱ、やり返したり先に鉄砲打ったりなんか出来るようにしないほうがいいんじゃないか？武装することで争いを誘発しないか？「うちはそういうこと（戦争）しませんから」って、逆にいい直っちゃったほうが、誰も何もできないんじゃないのかー？ちなみに出典が明記されていないので真偽のほどは定かではありませんが、中国が国境付近に絶滅危惧種のトラを自然環境保護の名目で放し飼いにしているとか・・・ええ・・・エグ過ぎるょ。。。
NANO-GRAPH BURO：中国ってすスゴイわ

あぁ、今日も疲れちゃった。

TOP10にくい込む漫画の名作

タナカカツキ「オッス！トン子ちゃん」
ちょっと小太りでドジなフリーター・トン子ちゃんの自分探しのストーリー。行きつけの喫茶店「待夢（タイム）」でたまたま手にした一冊の画集に天啓を受けるトン子ちゃん。恋あり、挫折あり、そして最後にトン子ちゃんが到達するものとは！！

出版は平成だけども昭和の集大成。クライマックスへ向けてのありえないテンション。もうこれは哲学書ダスョ。

最近の読書

新書とかweb関係のHow to本とかばかり読んでいると頭が固くなるので、最近なるべく小説をおり交ぜてバランスよく読むことを心がけています。小説は、ここのところ日本人の作家をチョイスするようにしていました。やっぱり、翻訳文はなんか硬くぎこちない感じがして、欲を言えば原文で読みたい（読めるようになりたい）。まあ、そんなことをいっても限界はあるのですが。

この間久々に渋谷パルコの地下の本屋に行きました。パルコとビレッジバンガードは“ツボ”な本屋で、いつも何も買わずに出てこれません。この日はミシェル・ウエルベックの「素粒子」と川上弘美の「龍宮」を買って帰りました。

日本では全然音沙汰ないですが、ミシェル・ウエルベックはフランスでは相当話題になっている作家なのだそうです。内容はこれまた小難しく、エロエロでかなり倒錯しており、久しぶりに脳みそのいつもと違う箇所を使った時の眩暈を覚えました。こないだタモリが「人間、みんな変態なんだ！」的なことをいっていましたが、私もそう思います。ま、嫌いじゃないですけど。

というわけで倒錯系ノベルズYO'sセレクション。